2013年11月5日火曜日

夢去りし街角/2009.7.31

アメリカからのグループの協力で行われた今年の小学生キャンプも無事終わりました。特に今年は、初めてキャンプに参加する子供たちがほとんどだったので、なかなか疲れました。
信仰告白をした子供たちも与えられて感謝ですが、問題はこれから。いかにその子たちが教会につながり、主に従う人になるかが問われるところです。

最近よく考えるのは、多くの人が信仰を告白しても教会につながらないという現実には何があるのだろうということです。その一つの理由として日本の宗教に関する関わり方があるのかなーと思っています。
お正月には初詣をし、お盆にはお墓参りをし、クリスマスを祝う。家には神棚も仏壇もある。キリスト教式で結婚式をし、仏教式で葬式をする。
一見宗教的な生活とさえ思えてしまいますが、それらの特徴は「イベント的」といえるのではないでしょうか。決まった時期に、決まったやり方で、イベントのように行う。それをどれぐらい真剣に信じているかはあまり問われない。毎日の生活に影響を与えない。
多くの日本人の宗教との関わりはそのような特徴があるのではないでしょうか。

「信じても深入りするな」という言葉はこのような日本人の宗教観をよく表している表現でしょう。

そのような中で育っている子供たちが、キリストを信じるということは生き方が変わるのだ、あなたの人生全てに影響するのだといっても理解するのは大変でしょうし、理解したとしても実際その模範を見てきていない、そのような考えのない大人たちの中で育てられているのですから、実行していくことは大変でしょう。

そのような子供たちをどのように教え、助けていくかがこれからの課題でしょう。もちろんこれは子供に限ったことではないのですけど。

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