2013年10月31日木曜日

鬼の首を取ったように喜ぶ/2006.7.29

昨年末に時事通信によって配信されたニュース記事をご覧になっただろうか。ちょっと長いが引用しよう。

『放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」(原寿雄委員長)は8日、血液型と性格などを結び付けた民放のテレビ番組について、「科学的根拠は証明されておらず、社会的差別に通じる危険がある」などとする要望を出し、事実上の改善勧告を行った。
 BPOには今年6月ごろから、「特定の血液型でいじめを受けている」など、血液型番組への批判的な意見が多数寄せられ、同委が対応を検討していた。BPOの調べでは、今年4月から11月までに特集番組が9本、番組の中で取り上げたケースが40件あり、いずれも民放だったという。(時事通信) - 12月8日21時0分更新』

 ほら!やっぱりね!この記事の一ヶ月も前にここで血液型について取り上げたでしょ?今回は私の先見の明というか、観察眼の鋭さというか、その点をアピールしまくろうと思ったんだけど、記事には『批判が【多数】寄せられた』とあるので、実は私だけが感じていたわけではないというのが逆にはっきりしてしまったわけで…。いや、もしかしたらこのエッセイを読んで気がついたのかも!!。……ないか、それは。

 それにしても『特定の血液型でいじめを受けている』というのは、人ごとじゃない。自分も「あの人はこんな人だよ」とか「あの人はこんなことしたことがある」とか聞くと、それに影響されやすい。そういうフィルターを通してその人を見てしまいがちになる。

 イエスこそ、誰にもどんな情報にも踊らされずに、まっすぐに正しく人を見ることが出来るお方だと聖書は証言する。「わたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげよう」とイエスは言われたが、もしイエスが私たちの心の奥深くまで正しく理解できるなら、私たちはこの方の前では構えなくてもいいし、自分をさらけ出せる。イエスの招きは本当だろうか。ぜひ確かめていただきたい。

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